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2007.04.08

ディア・ピョンヤン

http://www.film.cheon.jp/

元朝鮮総連の幹部の父を持つ在日の女性が、10年間にわたり家族をカメラで撮り続けた作品。日本で生まれ育った彼女と父親の、考え方の違いによる葛藤と家族愛の映画。

タイトルと粗筋だけだと、かなり緊張しなくてはならない映画?と思いますが、そんなことはなくて、笑って泣ける非常に面白いドキュメンタリーとなっています。

今日はヤン・ヨンヒ監督(美人さんでした)の舞台挨拶もあったのですが、やはり北朝鮮に家族がいることから、この映画ではカットせざるを得なかった部分や、語りきれなかったことがある。また、北朝鮮については同じような角度からの報道や情報しかありませんが、それとは違った「在日」や「北朝鮮の人の姿」があることを観てもらえたら、というようなことを言っていました。

個人的にテレビやメディアの報道は完全に鵜呑みにはしない私ですが、それでも一面的な情報しかない北朝鮮の人々の姿がそのままイメージになっていたのだなと思いました。

北朝鮮だけでなくて、何事も、実際に関わり触れなければ完全に理解することはできないと改めて感じつつ。

長い月日は人の考え方を変えるけど、変わることはないと思われた父の娘に対する思いが変わったことは驚きで、それは家族で一人だけ考え方の異なる娘(監督)が、それでも家族を大切にし愛情を持っていることと、そんな娘を父も大切にしているからなんでしょうねー。

監督が映画で描ききれなかったことをエッセーとして書いたそうで、その本を読んでみたくなりました。

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