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2007.06.05

イノセント

公式サイト

ヴィスコンティ生誕100年祭の最後の作品、ヴィスコンティにとっても最後の作品。

美人で貞淑な妻がいるのに、堂々と他の伯爵夫人と浮気する男(ジャンカルロ・ジャンニーニ)。でも妻が気鋭の作家と不倫していることを知った男は、再び妻への欲望を燃やす。という映画です。

この男が〜最初から最後までムカつく男なんですねえ。自分が不倫していることを嫁さんに説得するのも、全然説得になってないんだけども自分を正当化するんです。「俺は子供なんだ、すまん」みたいな言い訳って一番ムカつくなあ。で、嫁さんが寂しさから男前と浮気するんですが、支配していないと許せないのと、嫉妬で、嫁さんに欲情するようになるんです。嫁も、夫が再び自分に振り向いてくれたことが嬉しいながらも戸惑うのですが、その嫁が浮気相手の子供を妊娠していることが発覚!

こうやって粗筋を書くと昼ドラみたいですが、そこはヴィスコンティなので、そうはいきません。美しいんです。一番いいと思ったシーンは、旦那の実家の方にある別荘の中庭?で、二人が歩くシーン。それぞれ思いを巡らせながら歩くのを、草木越しにアップで捉えながらカメラが横に動くんですが〜あらキレイ〜うっとり。という寸法です。

ラストはまあ、このダメ男が自滅していくんですけれども、もうちょっと苦しんでほしかったよ!


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