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2007.06.02

ボラット              栄光ナル国カザフスタンのためのアメリカ文化学習

公式サイト

ヤグシェマシュ!!!

この映画を観る前に、最低限知っておいたらもっと面白いこと
●ボラット役のサシャ・バロン・コーエンは、ユダヤ系イギリス人。もちろん英語も喋れる。
●カザフスタンは中央アジアの国で、元はソビエト連邦。
●ほとんどのアメリカ人はカザフスタンがどこにあるのか知らない。
●ここに出てくるアメリカ人のリアクションは全部本物。

いやー超笑った!!!こんなに笑ったのは「jackass number2」以来でしょうか。

一番笑ったのはロデオ大会の国歌斉唱のエピソード。保守派の集まりのロデオ大会に参加。最後にボラットがカザフスタンの国家を歌うために観客の前に登場し、観客に向かって叫ぶんですが。
ボラット「カザフスタンはアメリカの対テロ攻撃を支持します!!」
観客「イエー!!!」
ボラット「イラク国民を一人残らずぶっ殺しましょう!!」
観客「・・・イエー!!!」
ボラット「イラクを徹底的に攻撃してトカゲ一匹住めない砂漠にしてやりましょう!!!」
観客「・・・・・・・・・イェー!」
ボラット「それではアメリカ国家にのせて、カザフスタン国家を歌います!」
で、“カザフスタンは世界一〜カザフスタン以外の国はクズ〜”“カザフスタンは最高〜他の国は全部ホモ〜”っていう内容の国家(?)を熱唱するんです!!!勿論ブーイングの嵐!!!
その後シーンが変わって「ロデオ大会では殺されかけました」ってさらっと言うんだけど、実際本当に殺されかけたらしいです(笑)そりゃそうだ!!いやーもう爆笑です。

その他も爆笑エピソードてんこ盛りなので詳しくは書かないけど、とにかく最後まで笑いっぱなしです。

で、この映画が単にバカで下品な映画かというと(そういう見方でも十分面白いんだけど)、そうでもないところがこの映画の面白いところでもあるんです。
もちろんバカにしている対象はカザフスタンでもユダヤ人でもなく、アメリカ(人)。ボラットは黒髪で髭、見た目はアメリカ人のキライなアラブ人。アメリカ人はカザフスタンなんてどんな国かなんて知らないし、知るつもりもないし、ボラットの行動で「行動も考え方も文化的にも遅れた中東(イスラム)の小国」と思っているのがわかります。
単に「下品」「笑えない」って一蹴するんじゃなくて、その裏にあるいろんなことを知ってみるのもいいんじゃないでしょうか?というか、それがこの映画の本質だと思うんだけど。これをユダヤ人差別とか弱者差別と考える人は、最初からこの映画を見ない方がよろしいと思います。

まあ、それでも充分バカで下品だし一般受けは絶対しないと思うけど!間違っても初デートにこの映画をチョイスしないように!2人で気まずくなるか、女の子が爆笑したら男は引くし!

とりあえず、非常識なものは受け入れられない人、育ちのいい人、下品なものは嫌いな人、タブーなものには触れたくない人は絶対見ないでください。


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