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2008年8月

2008.08.19

イースタン・プロミス

公式サイト

<ネタバレしますよ!!まだ見てない人で見る予定の人は読まないで下さい!!>

遂に見たよ!!クローネンバーグ×ヴィゴ・モーテンセンのヤクザ映画!!
上映時間100分間、冒頭のカミソリで首をかっ切るシーンからラストまで、目を離せない映画でした。と言っても特に難しい話ではないので、話の展開には普通に見てれば問題なくついていけるんですが、その前作を上回るバイオレンス描写と、完全にヤクザそのものの超カッコいいヴィゴ兄貴に釘付けです。
ハイライトは、全身にタトゥーを入れたヴィゴが、全裸で血まみれになって格闘するサウナのシーンで間違いないでしょう!本当に開いた口が塞がらなかったです。全裸だから、ナイフでザックリいったところがパカーっと開く演出がうわわわわああああ!!!となります。つーかあんた潜入捜査でそんなに残酷に人殺していいのか!と突っ込みたくなるけど突っ込むことを忘れる程のバイオレンス。
最初誰か気づかなかった程のバカっぽいバカ息子を演じたヴァンサン・カッセルは、まさに見た目に合った役といえるでしょう・・・「リードマイリップス」の時はカッコよかったのにね・・・ハハハ・・・
物語は実際のロンドンにおけるロシアンマフィアの裏社会を取材したものに基づいているそうで、勿論その残酷さや制作意図の真摯さは感じるのですが、それを上回るクローネンバーグの作家性や表現の力強さ、そして“足し過ぎず引き過ぎない”完璧な100分間に興奮させられるのです!!あー、最高の映画見た!!

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純喫茶磯辺

公式サイト

最近は日本映画の景気が良いように言われているけど、個人的にはあんまりそう思っていません。主にシネコンでかかるような、人が死んだり病気にならないと話が進まない、誰が見ても理解出来るような映画と、主に単館系の映画館でかかるような、“何も起こらないけどなんか生きるっていいな”みたいな鬱陶しい主張だけあるのに実際は内容がない映画。
なので日本映画を観るのって、かなりハードル高いです。満足出来ることが滅多にないからです。
なので特に期待しないで見たのですが、良い意味で予想を裏切る佳作だと思いました。
主人公のオヤジ(雨上がり宮迫)は、いわゆる大人になりきれてない大人。高校生の娘(仲里依紗)はそんなダメな親をもっているからかしっかりしていて、苦労もしている。映画は高校生の娘の視点で描かれているのですが、彼女の年齢なりに一生懸命考えたり動いたりしているので、とても可愛いなあと思うのです。
宮迫の演技って、今までなんかイヤな感じだなあと思っていたんだけど、はじめていいなと思いました。はまり役だと思います。最初の工事現場のシーンは名シーン。笑った。麻生久美子のバカ女(こういう人を「天然」というのだと思う)もはまってたし。監督が「自分がイヤな女だと思う要素を全部入れたキャラクター」って言ってたのを何かで読んだけど、確かに友達になりたくない人だなあ。彼女を見て、ちょっと自分も気をつけなきゃと思うところもあったりして。
一応家族の映画にしては、家族の会話ややりとりがあんまり深くないんじゃないの?と思う人もいるかもしれないけど、実際の家族ってこんなもんだよなー、と感じました。

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