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2008.10.25

蛇にピアス

公式サイト

映画を観客として見る時に、作り手が何歳であろうと関係ない。90歳を過ぎてもまだなお作り続けようとする新藤兼人とかオリヴェイラとか、本当にスゴいと思うけど、例えば70歳でこれを作るとはスバラシイとかは褒め言葉になってない気がする。
パンフか雑誌の記事か忘れたけど、蜷川幸雄が、こんなとき若い人はどう動くとか、服装とか、そういうのを主演の3人に任せたと言っていた。確かにこの物語はまさに「今」を描いていると思うけど、私としては、若い人がどうだとか関係なく“俺はこういう風に描く!!”っていう気迫みたいなものが見たかった。70代の蜷川汁を見せてほしかった。本当に力のある映画は、時代考証とかディテールのリアリズムみたいなものを超えた説得力があると思うから。その力が感じられないから、演出の気恥ずかしさとか妙な古くささとか、上滑りの台詞(殆ど小説そのままらしいけど)に違和感がずっとあった。
主演の3人は頑張ってたと思うんだけど、これを見て好きになるということはないな。映画自体も全体に長くてダラダラしてたなあ。
小説は読んだことがないけど、これ読んで、主人公に共感できるところってあるのかな?私は主人公ルイの行動が全く理解出来なかった。一日あれば余裕で読めるよ、と言われたのでいつか読んでみよう。


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